残された遺族にとって遺品整理が負担となる場合があります。近年では遺品整理を業者に依頼する事が増えてきました。故人の形見となる物を発見するといつでも近くにいるような気がするのではないでしょうか。形見分けをする前に遺品整理の準備をおこなう事でスムーズに進みます。
全ての物に目を通す
できるだけ早く処理しなければいけないという気持ちがあるかもしれませんが、全ての物に目を通しましょう。要る物と要らない物を分別しておく事もできますし、故人の価値のある物や遺言書、重要な書類が出てくる可能性もあります。
故人しか知らない物や分からない物が出てきて区別するのも一苦労だと思いますが、思い出の品だった物を見つける事ができるかもしれません。
形見分け
形見分けは生前、故人と関わりの深い関係の人に送られる物の事をいいます。以前までの形見分けは、家族内で済まされる事が多く、親から子へ、祖母から孫へ送られる物でした。しかし近年ではそういった形や年齢にとらわれず、故人と交友関係にあった方に贈られるものになってきています。
贈られる物も様々で、衣類やアクセサリー、楽器や家具など、故人と贈られる側にとって関わりのあった物や大事にしていた物、相手に喜んでもらえる物を贈るようにします。形見分けは、亡くなってから四十九日後に贈られるものです。目上の方に贈るときには失礼がないように一言「ご無礼をおゆるしください」など添える事をおすすめします。
また、形見分けの遺品は、包装せずに直接渡す事がマナーです。半紙などの白いシンプルな紙で包み、「遺品」「偲び草」などを表書きにしてお渡ししてください。故人を追悼する気持ちで贈ります。あまりに高価な遺品を形見として贈ると、相続財産として贈与税の対象になるので注意が必要です。
遺品整理をする事で家族だけではなく、故人にとっても気持ちが楽になるのではないでしょうか。和歌山県で遺品整理業者をお探しの方は当社にご連絡ください。遺品整理屋を利用する事で、家族の負担を少しでも減らす事ができます。料金目安、処分費用や見積もり相談など、まずはお気軽にお問い合わせください。